毎年3月初旬の日曜日。
かみのやまの武家屋敷と長屋門ギャラリーで
山形で花づくりに燃える農家と街のお花屋さん、フラワーアーティストの花集団floRe(ふらり)さんが主催の
桜フェスというイベントが行なわれます。
3月に桜?
これは山形県が日本一の出荷量の
啓翁桜といって冬に咲く桜の花です。
12月中旬から3月まで楽しめる、小さな薄ピンクの可愛い花です。
武家屋敷や長屋門ギャラリーの中ではハンドメイド作品の展示・販売・ワークショップ、
外ではマルシェが楽しめます。
和菓子屋さんとコーヒーのコラボ、いただきました。
2016年の桜フェスの様子を動画にしました。
お次は上山市公式チャンネルの動画。
同じく2016年のものですが
さすがプロが取ると花がとってもきれい映っています。
上山蔵王高原坊平では歩くスキーも体験できます。
クロスカントリーとなると難しそう・・・
という方でも、歩くスキーなら初心者でも楽しめます。
私も、今回初挑戦!
実はスキー板を履くのも約20年ぶりです。
普通のスキー靴と違って、紐靴タイプ。
板の裏面にはウロコのようにギザギザがついているので、斜面が登りやすくなっています。
今回の参加者は、スキー自体が生まれて初めての小学3年生の男の子から
70歳代の地元のかたまで、とっても年齢層が幅広かったのですが
ほとんど皆さん、歩くスキーは初めてでした。
最初は平坦なグランドで、二本線の溝に沿って滑らせるように歩く練習。
このあと、グランドを何周か回って歩く練習。
その後、ちょっとした坂道を登って降りる練習をして楽しみました。
この日はお天気が良かったので、2時間くらいの講習でしたが
汗びっしょりでした。
今回は全くの初心者向けだったので、林の中には入りませんでしたが
上山蔵王坊平にはクロスカントリーのコースもあります。
私も、もうちょっと回数をこなして慣れてきたら挑戦してみたいと思います!
冬の上山市蔵王坊平高原では、スキー・スノーボードの他に
スノーシュートレッキングやかんじきトレッキングを楽しむことができます。
そして、世界的にも希少な樹氷を間近で見て触ることが出来ます。
樹氷とは・・・
シベリアからの北西の季節風は、日本海の対馬暖流(夏は25℃くらい、冬でも10℃前後)から多くの水蒸気をもらって雪雲をつくります。雪雲は朝日連峰で上昇して多量の雪を降らせます。雪雲は山形盆地を通って、再び蔵王連峰で上昇して雪を降らせます。そのときの雲のなかは、多くの雲粒が0℃以下でも凍らない過冷却水滴になって、雪とまじりあった状態になっています。蔵王の1〜2月頃は快晴の日が少なく、風向きは北西から西を示し、平均風速10〜15m/s、平均気温マイナス10〜マイナス15℃の吹雪の世界です。樹氷はこうした気象条件のなかで成長します。
蔵王の樹氷は、亜高山帯に生育する針葉樹のアオモリトドマツが雪と氷に覆われてできます。そのしくみは、
(引用元//蔵王ロープウェイ)
いくつもの気象条件が重ならないと出来ない樹氷。
日本では、ここ蔵王と、青森の八甲田、秋田の八幡平、海外ではドイツの黒い森シュヴァルツヴァルトでしか見ることが出来ない希少な自然の芸術です。
しかも蔵王坊平高原は、世界で一番、里山から近く、簡単に樹氷まで行くことができる場所にあります。
先日、かんじきを履いて樹氷トレッキングに行ってきましたので、その様子をご覧ください。
動画を撮った日は、あいにくのお天気とスマホを冷やしすぎた失敗があったので
別の日にリベンジしてきました!!
そのときの写真もご覧ください!
樹氷は霧氷(霧の氷)が積み重なって大きくなっていくので、触ってみるとシャリシャリします。
食べてみるとかき氷の食感。(いちごシロップ練乳がけしたい・・・)
樹氷のあるあたりは風も強くて、この日も少し吹雪いていました。
風景がめまぐるしく変わって、樹氷群が見えたと思ったら、カメラを向けたときにはもうガスがかかってしまったり。
下ってきて、ブナ林の中に入ると風がさえぎられ、寒さも少し和らぎます。
そのかわり、足元はフッカフカの雪になって足が取られやすくなります。
時折、雪の滑り台。
大人でも、はしゃいでしまいます♪
スキー場まで降りてきた頃には青空が!
みんなすかさずカメラを取り出し、撮影に夢中。
爽快な気分です!
樹氷を見に行くのは蔵王坊平高原はとても行きやすい場所にあるのですが、一人や不慣れな人達だけでは決して行かないようにしてくださいね。
ちゃんとガイドさんと共に行動をしないと、穴にはまってしまい抜け出せなくなってしまうことがあります。
また、吹雪いてしまうと方向もわからなくなり、滑落の危険もあります。
命にかかわりますので、必ず専門のガイドさんと共に行動して、安全にお楽しみください。
真冬にかみのやまで行われる、ちょっと変わったお祭りをご紹介します。
知人の女性から聞いた話によれば
「昔はこんな楽しいお祭りではなかった」と言っていました。
子供心に
「恐いのが来た・・・」
と、秋田のなまはげに近い感じの”変な恐ろしいもの”という印象だったそうです。。。
最近は小さい子供達も楽しんでます。
復活させたときに楽しいイベントに変えたんでしょうか。
どのようなお祭りかは、下の動画でちょっとだけ見られます。
でも、お祭りって見るだけより参加したほうが絶対楽しい!!
どなたでも、水掛けに参加できますよ!♪
商売繁盛を祈願して、商店街の方々が水の入ったバケツを用意してくれています。
バケツ?水?? と思った方は、動画を見てみてください(笑)
↓↓上山市公式チャンネルの動画です。
<上山市公式チャンネルより>
毎年、2月11日の祝日に行われる民俗行事「加勢鳥」。
真冬に、蓑の衣装(ケンダイ)を着た神様に、水をかける祭事です。
加勢鳥は、およそ400年前に始まったと言われ、新年に上山城内や街中で、
加勢鳥に水をかけることで五穀豊穣、商売繁盛、家内安全を祈願したといいます。
一時、途絶えていましたが、近年保存会が結成され、いまや東北でも有数の民俗行事として認知されています。
藁でつくられた衣装のケンダイの中に入っているのは
実は上山市外の方々、県外や外国の方のほうが大多数なんです。
この寒い時期にこんな恰好をしたい!!
と、奇特なかたも・・(笑) 結構応募も多くて、抽選で決めることもあるのだとか・・・
そして、藁のケンダイを制作する職人さんも忘れてはいけません。
↓↓こちらも上山市公式チャンネルの動画です。
ケンダイを作る職人さんがいなくては、このお祭りは成り立ちません。
こうした皆さんの支えのおかげで、お祭りが楽しめるんだな~と
思いを馳せながら、今年も楽しんでまいりたいと思います!
2016年の様子はこちらのブログでどうぞ。
http://ameblo.jp/photoenjoy/archive4-201602.html その1
http://ameblo.jp/photoenjoy/archive3-201602.html その2
かみのやまスタイルのマークの絵は
かみのやまを象徴するもので作っていただきました。
上から
・浴衣
・ぶどう
・ワイン
・温泉
・ラフランス
・かせ鳥
・玉こんにゃく
・干し柿
それなに??と思われるものもあるかと思いますが
それはまたおいおい、書いていこうとおもいます。
お花とキラキラ星で、人を表しています。自然の中でキラキラと輝く人。
かみのやまに訪れていただいた方もそうですし、かみのやまで皆様をお迎えしてくれる人も
みんな命を輝かせている様を表現。
リース型にした理由は
リース=輪(循環)・和という意味を込めて。
人と人とのつながり、人と自然とのつながり。
四季の循環、どの季節に来ていただいても楽しめる。
なんどでも繰り返し来て、楽しんでいただきたい。
そんな思いを込めてあります。
作っていただいたのは上山市在住でパステルアート教室をされている
ゆず丸工房さんです。